5年後の地域を担う人材を目指す
アクセラレーションプログラム

Poc up スクールNAGOYA

「たった一度きりの人生、どうせなら自分のやりたいことを地域で実現したい。でも、どうしたらいいかわからないし、そもそもやりたいこともまだふわっとしている。」

そんなあなたの想いを形にするのがPoc up スクールNAGOYAになります。

Poc upとは?

「Poc up」とは、
期間限定でお店を出店することを指す
「Pop up(ポップアップ)」と、
実証実験の一部である概念実証
(Proof of concept)の略語である
「Poc(ポック)」を
掛け合わせた言葉です。
まちをフィールドに多様な人々が
共創し、挑戦をすることで
変化が激しい時代でも持続できる
まちの形を模索していきます。

PROGRAM CONTENT プログラムの内容

  • STEP1構想を広げ、共創する力

    藤田 恭兵/株式会社On-Co 共同創業者

    2015年から空き家を活用しシェアハウスを立ち上げる。2019年に空き家活用、地域づくり、建築などの事業を行う(株)On-Coを設立。2019年に(株)On-Co創業。共同創業者水谷と共に、不動産構造を逆にした「さかさま不動産」を創り、遊休不動産の活用を促進。2021年には廃棄石膏ボードの実験に着手し、翌年素材デザイナー村上と新素材「resecco」を共同開発。「ゴミ箱をなくす」を目指し上回転研究所を設立へ。廃棄物を使った素材&プロダクト開発や、廃棄物への視点を変えるワークショップ等を展開。社内で培った新規事業立ち上げ経験とクリエイターや起業家のコミュニティを武器に地域や企業の新規共創事業立ち上げサポートを行う。

  • STEP2アイデアを形にするモデル構築

    水谷 岳史/株式会社On-Co 代表取締役

    1988年生まれ 三重県桑名市出身
    高校時代から商店街活性化、飲食や音楽などのイベント企画に携わってきた。家業である造園業に従事し、デザインや施工、設計管理スキルを学ぶ。同時に空き家を活用したシェアハウスや飲食店を数軒運営。ライフデザインやコミュニティ形成に取り組んだ。「本質的な価値があれば短絡的なビジネスモデルは不要」という考えのもと、株式会社On-Coを経営。代表として全体運営を行う他、社外プロジェクトにも参画。社会の踏み台になるために日々挑戦中。

  • STEP3PRの力-プレスリリース制作

    福田ミキ/株式会社On-Co 取締役 PR

    パブリックリレーションズ三重県公認DXアドバイザー/三重県ローカルメディア運営
    2014年に東京から三重県へ移住。
    金融での経験を活かして、テレワークで都市部の企業のPR業務を請け負う環境を整備。場所に捉われない働き方の可能性を拡大。同時に相互理解を深めるローカル特化型PRを展開。メディアと伴走体制を整え、狙った先の認知と行動を変容させる戦略で、数々のプロジェクトを加速させている。
    経営と連携させたPRで目的に合わせた産学官とのリレーションシップを図っている。

  • STEP4行政連携・補助金/助成金の活用

    太田 憲明/株式会社On-Co 取締役

    (一社)未来の大人応援プロジェクト 理事/三重県 明和町ふるさと納税センター センター長/三重地方創生コンソーシアム 副代表/YouTuber(令和5年6月収益化)
    1961年三重県松阪市生まれ。三重大学 農学部 農業土木学科卒。農業土木職として、三重県に採用されたものの、企画調整、地域づくりを長く担当。三重県庁を定年退職後、地域には地域密着型の企画会社が必要と感じ、株式会社On-Co入社

  • STEP5地域に根付くデザインの力

    坂本 大祐/オフィスキャンプ東吉野

    (奈良県東吉野村に2006年移住。2015年 国、県、村との事業、シェアとコワーキングの施設「オフィスキャンプ東吉野」を企画・デザインを行い、運営も受託。開業後、同施設で出会った仲間と山村のデザインファーム「合同会社オフィスキャンプ」を設立。2018年、ローカルエリアのコワーキング運営者と共に「一般社団法人ローカルコワークアソシエーション」を設立、全国のコワーキング施設の開業をサポートしている。著書に、新山直広との共著「おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる」(学芸出版)がある。まほうのだがしやチロル堂のプロジェクトで2022年グッドデザイン大賞を受賞。

5年後の未来とは?

5年後(約2030年)には、今よりも人口が減り、人口割合における高齢者の数が増える一方です。さらにはAIの発達により仕事がなくなるかもしれません。予想できない未来の中で求められるのは「創造性を発揮すること」や「挑戦し、新しい何かを創ること」ではないでしょうか?本プログラムでは自分で考え、行動し、新たな価値を創造することで、予測できない5年後の地域を引っ張っていけるような人材の育成を目的としています。

SCHEDULE プログラム日程

  • 5/18(土) 説明会

    本プログラムの詳細について説明させていただくイベントになります。地域で名古屋市西区エリアで8年ほど活動し、現在はさかさま不動産を全国に展開している水谷氏をゲストに迎え、地域を巻き込みながら全国に広がるサービスを展開する方法についてお話していただきます。
    ※6/16 申し込み締め切り
    ※6/24 選考結果お知らせ

  • 7/20(土) 共創講座

    プログラム参加者と顔合わせを行いながら、各プロジェクトオーナーの理想的状況を叶えるために、どんな人たちと共創をするべきなのか?
    また具体的にどのように共創が生まれるのか?を学びます。

  • 8/3(土) アイデア講座

    地域リサーチをするためにまち歩きを行いながら、短絡的ではない事業モデルの作り方について学びます。

  • 8/17 & 31(土)PR講座

    PRの基本的な考え方を学びながら、プレスリリースを制作していきます。

  • 9/14(土) 行政連携・補助金/助成金講座

    行政との連携の仕方、アワードや賞の取り方、補助金助成金を活用した資金調達の仕方について学びます。

  • 10/5(土) デザイン講座

    社会実験に必要なデザイン物の制作していきます。

  • 11/10(日) 社会実験

    チームの理想を実現するための第一歩として社会実験を大曽根エリアにて開催します。

  • 11/23(土) 反省会

    今年度の反省を行いながら、次年度以降どのように続けていくのかを話し合います。

FIELDS フィールド

大曽根エリア

名古屋市北区に位置し、名鉄、JR、名古屋地下鉄道も通る総合駅もあるエリア。地下道を通って大曽根駅から直接行ける大曽根商店街はオゾンアベニュー(大曽根本通商店街)とオズモール(大曽根商店街)に分かれており、後者はオズの魔法使いの造形物やユニークなモニュメントがユニークな商店街になります。まちづくりにも非常に熱心で精力的に活動されています。

PROJECT TEAM SYSTEM プロジェクトチームのイメージ

プロジェクトオーナー

やりたいことがあって、実現したいという想いがある人。誰かのやりたいことを手伝うのではなく、自分が主体となり活動をするためにチーム作りからチームマネジメント、計画、準備、実行が求められる。リーダー的ポジション

プロジェクトサポーター

具体的なやりたいことはないけど、まちづくりに興味があったり、おもしろいことがあったら一緒にやりたい、手伝いたいと思っている人。リーダーのサポート役となるのでマネジメント、デザイン、撮影、営業、ネットワーク、ファシリテーション、事務能力、資料作成、DIYなどのスキルが求められる。

プロジェクトチーム

プロジェクトオーナーを含めて5名〜7名ほどのチームを組んでもらい、プロジェクトに臨んでいただきます。プロジェクトチームメンバーは基本的にプロジェクトオーナーに集めていただきますが、本プログラムにプロジェクトサポーターとして参加したいという方もいるので、その方も含めてチームを作っていただきます。このチームで4ヶ月間を走りきります。

2023year’s project 2023年度に始まったプロジェクト

-名駅サウナプロジェクト-

実は「名古屋はサウナの聖地」と言われ、全国のサウナ好きが名古屋に集まる現象が起きています。
これを新しい名古屋らしさの一つと捉え、気軽にサウナを楽しめる環境を名駅付近の空き地イベントで実現します。法律の壁により気軽に楽しめないサウナの現状を多くの人に知ってもらい、共に気軽にサウナを楽しめる社会作りを目指します。

-GOOD BOIL FESTIVAL'24 みなと-

名古屋市港区で、若者としての感性を活かして様々な人が集まれる自分たちの地元を、自分たちで作るため、 地元のクリエイターチームが立ち上がりました。 港エリアの文化である盆踊りや和太鼓と若者カルチャーであるスケボーやDJ、車の展示などを組み合わせたイベントを開催し、経済的な工業港からイメージを変え、「今日名古屋港行こ。」と思える地元を目指します。

-クナイボード-

地域の回遊性が求められる中、駅やバス停から目的地までの区間(ラストワンマイル)の移動が課題となっています。そういった課題を解決するために今回非電動キックボード・令和の忍具「クナイボード」を発明しました。これを使う人は、歩くより楽に、走るより早く移動でき、忍者にも勝さる移動力を手に入れることができます。クナイボードで回遊性向上による街に新たな循環づくりを目指します。

-Nagoya One Minute Farm-

昨今、地方においては就農者の高齢化・成り手不足、耕作放棄地の増加等の問題があります。一方、都市部では気軽に農業に触れられる場所がなく、作物を購入する習慣が定着しています。そんな中、始動したのが「Nagoya One Minute Farm」プロジェクトです。名駅というたくさんの人が集まる場所で農の楽しさを通じたコミュニティ形成を試みます。

project MOVIE プロジェクトムービー

Q&A よくある質問

どんな方が参加されますか?
カフェやゲストハウス、コミュニティスペースなど地域で何かやりたいことがある人(プロジェクトオーナー)や、地域づくりまちづくりに関わりたい人、新しいことを学び実践したい人(プロジェクトサポーター)が対象となります。2023年度に開催した際は、新しいサウナ文化を作りたい起業家、捨てられるペットボトルの蓋をアップサイクルし社会に循環する仕組みを作りたいクリエイター、非電動キックボードを街のマイクロモビリティにしたいエンジニア、港区を若者が集まる街にしたい若手クリエイターチーム、都市にコミュニティファームをつくりたいお花屋さんなどがプロジェクトオーナーとして参加し、プロジェクトサポーターには、大手企業(不動産、鉄道、広告など)、中小企業の経営者、デザイナー、アーティスト、カメラマン、エンジニア、大学生など幅広い人が参加されました。
具体的なやりたい想いはないですが、参加可能ですか?
参加可能です。その場合はプロジェクトサポーターとしての参加となりますので、プロジェクトオーナーが立ち上げたプロジェクトを支援するメンバーということで参加していただきます。もしくは、やりたい想いは具体的じゃなくても本プログラムに参加する中で明確にしていただくという前提でプロジェクトオーナーとして申し込みいただいても問題ありません。
参加するのにどれくらい時間が必要でしょうか?
プロジェクトの規模やプログラムのタイミングによっても変わるのですが、2023年度のチームは少ない時で2週間に一回、多い時で1週間に一回以上のオンラインミーティングをチームごとにしていました。それ以外に実働があったり、各講座の前には宿題も出ますのでプロジェクトオーナーはかなりの時間が必要になると思われます。プロジェクトサポーターは関与具合によって必要な時間は変動します。
プロジェクトに対して金銭的支援はありますか?
本プログラムでは金銭的支援はありませんが、資金調達の方法として補助金助成金、クラウドファンディング、協賛金の3つを推奨しております。
アフターフォローなどはありますか?
反省会終了後も、運営事務局から地域とのコミュニケーションやプロジェクトの推進のサポートをさせていただきます。適宜相談していただければと思います。
プログラムの途中離脱は可能ですか?
基本的に一度本プログラムに参加された方は途中離脱はできません。もし特別な理由がある場合は必ず事前に運営事務局に相談し許可をもらってください。悪質な場合は法的処置をさせていただくこともありますのでご了承ください。

APPLICATION スクールへの応募

  • 対象エリア:大曽根エリア
  • 募集定員:プロジェクトオーナー4名(選考あり)、プロジェクトサポーター10名(選考あり)
  • 応募対象:まちづくりに興味がある人、まちで何かしたいと思っている人
  • 応募締め切り:6/16(日)
  • 費用:無料

CONTACT お問い合わせ

本件に関するお問い合わせは
下記ご連絡先からお願いいたします。

  • 主催

    名古屋市住宅都市局都市計画部/ウォーカブル・景観推進課/ウォーカブル担当

  • Poc up スクールNAGOYA 運営事務局

    株式会社On-Co
    080-7704-1568
    kyoheyfujita@on-co.co