つくる・つかう・すてるを「循環」にアップデートする循環づくり株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:濱谷政士)は、プロジェクトチームを立ち上げ、名古屋市大曽根地区にて、「まちの小さな循環づくり」の社会実験イベントを実施します。
このイベントでは、コンポスト(※1)を知り・身近な暮らしに取り入れられる機会の提供と、コンポストを大曽根の街のコミュニティで実施し、出来た堆肥を地域・家庭菜園に共同活用するスタートを目指し、ごみの削減・食物循環にとどまらない街の新たなコミュニケーションづくりを実現していきます。
【日時】2024年11月10日(日) 11時〜16時まで
【場所】大曽根本通商店街(オゾンアベニュー)及び大曽根商店街(オズモール)
「ガジガジ・ウォーカブルシティ〜歩いて楽しいクリエイティブな商店街〜」内
(※1)コンポストとは…家庭からでる生ごみなどの有機物を微生物の働きを活用して分解させ堆肥とするもの
近年、日本国内ならず世界で増大するごみ排出が地球温暖化と同様に環境問題の一つとして懸念されています。日本のごみ排出量は世界で4番目であり、国内では年間のごみ排出量のうち、1/3以上を生ごみが占めており、環境省もフードロス削減を目指し様々な施策を行ってきました。名古屋市においては、年間70万トン以上のごみが排出され、特に水分量が80%を占める生ごみは焼却に多大なエネルギーを必要とするだけでなく、償却処理施設の維持費など、多大なコストと温室効果ガスの排出が行われています。
一方、環境意識の高まりからコンポストを実施する家庭が増えており、弊社アンケートでは非利用家庭の約30%がコンポスト利用に関心を持っています。コンポストは家庭からの生ごみを減らしフードロスの削減に貢献する一方、「やり方がわからない」「できた堆肥を使いきれない」「設置場所がない」などのハードルがあり、普及率の低さが課題となっています。
コンポストの課題となっている「個々の家庭での実践のハードルの高さ」を「街で楽しく知り・学び・一緒に実践する」機会をつくるため、名古屋市主催の地域人材輩出プログラム=Poc up スクール NAGOYAのイベントにおいて、
1.コンポストの堆肥づくりから、家庭菜園までの体験できるイベント
2.街のみんなで取り組む「コンポストアーキテクト(まちかどコンポスト)」づくり
3.大曽根の街で一緒に「街の小さな循環づくり」を行うコミュニティとコミュニケーションづくり
に取り組むことで、環境配慮型の暮らしの循環と、ひいては大曽根地区の課題である商店街の活性化・街の活性化に貢献できると仮説を持ち、本企画に立案しました。
イベントに際し、プレ企画として「コンポストアーキテクト」と称し、イベントに使用する木製のまちかどコンポスト制作を名古屋市内の大学生を中心に協働で行います。(10月下旬から名古屋市西区の倉庫にて実施予定)
イベント当日(11/10)は、イベントに参加していただいた方(大曽根のお住まいの方やご家族連れをはじめ、まちづくりや環境に優しい暮らしなどに興味がある方)に向けて
・明日から始められるコンポスト講座と座談会
・みんなで体験するコンポストアーキテクト(街かどコンポスト
・コンポストのたい肥化工程の観察
・家庭菜園用のプチポットのプレゼント
・家庭用段ボールコンポストやコンポストの堆肥で育てた野菜の販売
・参加希望者を募り、街の循環のコミュニティづくり
を実施し、まちの循環づくりを大人から子どもまで身近に感じ、理解できる内容となっています。
イベント後の展望として、
・循環づくり株式会社の製品であるコンポスト「コンポスペット」によるトライアル利用を希望者に実施
・コンポストアーキテクトや家庭のコンポストで生まれたたい肥を、コミュニティを中心に大曽根地区内(家庭菜園、近隣学学区農園、商店街マルシェ、商店街店舗内など)で持続的に活用=循環していく仕組みづくりに取り組んでいきます。
※活用例:家庭菜園、学区農園などで生まれた野菜を商店街店舗やイベントにおける提供等
実践を継続し、大曽根地区・商店街が「コミュニティ×循環づくり=新しいまちづくり」の先行事例となり、他の地域にも展開することを目指しています。
代表者 : 代表取締役社長 濱谷政士
所在地 : 〒458-0826 愛知県名古屋市緑区平子が丘413番地の4
設立 : 2024年6月
【事業内容】
1.コンポストに関する開発、製造事業
2.コンポストに関する販売、カスタマーサポート事業
3.循環型ビジネスに関するコンサルティング事業
4.コンポストに関するコンサルティング事業
担当者名:循環づくり株式会社 濱谷政士
TEL:070-5339-5965
Email:masahito.hamaya@junkan-zukuri.jp