親子で学ぶゴミ拾いビンゴ「GOBINGO」開催

〜きれいなまちを守ろう!遊び×ゴミ拾いで子どもから大人まで!~

私たちは子どもも​参加できる​ゴミ拾いイベント​「GOBINGO」を​開催します。​本イベントは​遊びを​通じて​まちをきれいに​するだけでなく、​なぜゴミが​出るのかを​考える​ことで​子どもが​人や​環境への​理解を​深め、​想像力を​豊かに​する​機会を​提供します。​親子で​一緒に​取り組むことで​自宅に​帰ってからも​ゴミ捨てを​手伝ってくれたり片付けを​習慣化させるなど、​より​良い​家庭環境作りにも​貢献できます。​

■背景

循環型都市な​ごやを​実現する​ための​施策​「快適に​住み続けられる​まちづくり」の​一端を​担う​「きれいなまちづくり」。​これを​推進しきれいな​状態を​維持していくには、​地域を​直接きれいに​する​ゴミ拾いや​清掃活動の​他に、​住民及び​その​まちに​訪れる​人たちの​ゴミに​対する​理解や​意識の​変化も​必要に​なります。

本イベントの​開催により、​直接的に​まちを​きれいに​する​一方で​ゴミに​対する​理解を​深めて​もらう​ことで​ゴミが​散乱する​ことを​防ぎます。そしてまちの​治安イメージを​払拭させ​安心して過ごせるまちを実現しつつ、名古屋市の目指す「きれいなまち」も​実現できないか、​実証実験を​行おうと​考えています。

例えば、新栄町駅エリアに​住む又は​普段訪れている​方​々に​アンケートを​取った​ところ、​多くの​人が​「まちの​治安が​悪いイメージが​ある」と​回答しています。​また、​アンケートの​回答や​まちを​訪れた​方との​会話の​中では​ゴミが​多いイメージが​あると​いう​声も​多数あります。​割れ窓理論など​有名な​ものも​ありますが、​私たちは​治安と​ゴミは​関係が​あると​捉えています。​

■イベント開発の経緯

チームには新栄町駅エリアにある「パルル」という店舗を運営しているメンバーがいます。ここはアートに関することから子ども食堂まで様々なイベントを実施することで多様な人が集まる場所となっています。特に子ども食堂では外国人家庭の子どもも来てくれるような場所になっており、この場所が持つ多様性は貴重なものと捉えています。

ゴミへの​理解は​多くの​方に​深めて​いただく​必要が​ありますが、​例えば​子どもに​とっては​「片付け」や​「清掃」は​楽しい​ものと​して​捉えに​くいかもしれません。​なので​私たちは​遊びの​要素を​取り入れ、​子どもが​主体的に​楽しみながら​学べる​仕組みを​構築しました。​本イベントをここ「パルル」で開催する​ことで、​子どもを​面白そうな​イベントに​参加させたいと​思っている多様な​層へ​アピールし、​親子揃って​参加していただく​ことを​狙っています。​

■今後の展望

参加者(特に子ども)には楽しみながらゴミ拾いをしてもらい、その後家族との会話を通して家庭内でのゴミ捨てが片付け意識されたり習慣化されることに期待をしています。そういった行動からさらにゴミに対する意識が高まり、まちのゴミにも意識が届いてきれいにしたいと考える人が増える、そういった循環が起こるかを検証できないかと考えています。イベント後はアンケートや対面での聞き取りなどを通して家庭内での行動の変化があったか、ゴミへの意識など感じ方に変化があったかなどを定性的・定量的の両面から測定し必要に応じて開催場所やイベントの内容を変化させることも可能性があると考えています。

■イベント概要

1回40分程度のゴミ拾い×ビンゴゲームです。ビンゴカードの作成や、拾ったゴミが「なぜそこに捨てられたのだろう?」と後から考えてそれを4コマ漫画などとして書いてもらうことで、想像力を生かしながら遊んでもらうような設計となっています。

■イベント詳細

・イベント名:GOBINGO​(ゴビンゴ)​ …時間内に複数回実施
・日時:2025年11月08日​(土)​ 11:00-16:00
・場所:パルル (Shineinowanowa)
・対象:親子​(子どもは未就学児~小学生程度を​想定)​
・参加方​法:当日参加可​

イベントの内容

・ゴミ拾いルート選択
・ビンゴカードを自分たちで作成する(用意されたゴミのシールをカードに貼っていく)
・出発
・ゴミを拾う&カードに穴を開ける&写真を撮る
・戻ってきたらゴミを分別する
・見つけたゴミの中で振り返りをするゴミを選択(写真を見ながら)
・ゴミがポイ捨てされるまでの4コマ漫画を想像して書く
・記念撮影&景品の贈呈

■開催者情報

POC UP SCHOOL NAGOYA – WALKABLE TEAM
よしこ侑乃※ : 「のわ」スタッフ。〔集まる場パルル〕等を運営しつつアートやコミュニティを軸に活動。
森 たくと : まちづくり活動団体「マチゾラシンサカエ」メンバー
山根 隆之介 : 遊びクリエイター。地域の課題を遊びの力で解決します。
荒木 義光 : 名古屋市の会社員
西原 拓宏 : UX Producer
前田 公志 : UX/UIデザイナー

※「つちよし」の字が使用できないため、苗字をひらがなで表記しています。

本件に関するお問い合わせ先

担当者名:前田 公志         TEL:08052919696       Email:masashi.maeda.aa864@gmail.com

▼本プロジェクトの位置付けについて

本プロジェクトは、名古屋市(住宅都市局ウォーカブル・景観推進課)が実施する実践型まちづくり講座「Poc up スクール NAGOYA(以下、PUSN)」の参加者が企画・運営する実証実験イベント「URBAN MIXED FUTURES(アーバン・ミクスド・フューチャーズ)(以下、UMF)」のコンテンツの一つとして取り組むものです。

PUSNでは、まちに根付く活動をしたい!という思いのある、多様な人々が集まり4か月の間、新規プロジェクトをゼロから検討してきました。
UMFはプロジェクトの第一歩、実証実験(Proof of Concept)をまちにお披露目(Pop up)する機会となっています。

詳細については、下記をご覧ください。
UMFイベントリンク:https://pusn2025-umf.peatix.com
PUSNサイトリンク:https://pocupschoolnagoya.com/